画像出典:dailymotion
『中国の動物園でワニを見ていた客』ワニが動かないことを理由に驚きの行動に出る!
今回ご紹介するのは、中国で起こった信じられないような出来事です。
その出来事が起こったのは、福建省アモイ市にある海滄(かいそう)野生動物園。
10月31日、ここで飼育されている37歳のイリエワニが、石を投げつけられ頭や胴体を負傷していたことが発覚しました。
イリエワニとは・・・
現生のワニ類および爬虫類の中では最大級の一種であり、平均は全長4メートル、体重450キログラムになる。
野性、飼育下とも、巨大な個体は全長7メートル近くなる。
東南アジアを中心に広く分布しており、アジア大陸では、インド南東部・バングラデシュ・ミャンマー・タイ・マレーシア・カンボジア・ベトナムにかけての海岸地域。
東南アジアでは、シンガポール・ブルネイ・フィリピン・インドネシアなどの島々。
オセアニアでは、パプアニューギニア・カロリン諸島・オーストラリアの北部海岸部などです。
血を流しているのは口元だけではなく、背中や額にも傷跡があったそうです。
このイリエワニは5.8メートル、1250キロと非常に大きい個体で、アジアで最も大きいワニとして知られていました。
なぜこのワニは石を投げつけられたのでしょうか?
目撃者によると、団体で来ていた家族がワニが全く動かないことに不満を持ち、
「動け!」といって次々と石を投げ始めたというのです。
その家族は出血し始めたのを見て手を止めたそうですが、ワニの体には生々しい傷がつき、治療が必要な状態でした。
動物園のスタッフは、「私たちが駆けつけたころにはワニは出血しており、近くには大きな石が転がっていました。
プールから引き揚げ治療をしていますが、完治するまで10日から半月かかりそうです。」と語っています。
なお、動物園では約320円(20元)でスタッフ同伴でワニと撮影ができるプランも用意していたそうです。
ですが、彼らはお金をかけず、無理やりワニを動かして記念撮影しようとしていたのです。
動物園側はすぐに警察に届け出ました。
イリエワニは絶滅が危惧されている貴重な種であり、家族がやった行為は罪となる可能性があります。
今も目撃者の情報などから犯人を探しているそうです。
いかがでしたか?
中国では別の動物園で、客にレンガや石を投げられたカンガルー2匹が命を落とすという痛ましい事件もありました。
こんな悲しい事件は二度と起こってほしくないですね。
出典元:dailymotion
(dailymotionの埋め込み機能を使って掲載しております。)
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