息子の手術に大遅刻した医師。父親は激怒します。しかし、遅刻の理由を知った時・・・
息子が交通事故に遭い、危ない状態で救急病院に担ぎ込まれました。
しかし中々手術を担当する医師が来ません。
ようやく現れた医師に父親は大激怒！
医師は何故遅れたのか？
真相を知った時、父親は凍り付きました。
その真相とは！？
今回ご紹介するのは、ある病院で起こった出来事です。
ぜひご覧ください。
医師が大遅刻
ある親子に突然襲い掛かった交通事故による悲劇です。
息子さんが交通事故に遭い、危ないの状態で救急病院へ搬入されてきました。
病院の待合室で気を揉む父親、一刻を争う手術を前に中々執刀医が姿を見せません。
いったいどうしたという事か…
大遅刻の末、ようやく到着した医師に父親は鬼の形相で詰め寄りました。
「なぜこんな遅く来たんだ？」
「無責任な医者だ！」
と、興奮のあまり、医師を責め立てました。
手術を担当する医師は、
「申し訳ありません、私は病院にいなかったんです。」
「別の場所にいたましたが、急遽、駆け付けました。」
と、落ち着いた態度で父親に対峙し、
「私に手術をやらせてください」
と、担当医が語りかけました。
気が済まない父親
それでも気が済まない父親は、尚も意志に強く言葉を浴びせました。
「落ち着けだと？お前の息子だったらどうなんだ？」
と、医師に喰って掛かりました。
手術の担当医は、なおも落ち着いて、
「心配しないでください。」
「息子さんのために、できるだけのことをします」
と言いました。
手術前にひと悶着ありましたが、手術は無事終わり息子さんの命は助かりました。
そして手術を担当した医師は
「手術は成功です。息子さんは危機を脱出しました」
と言い残し、すぐに病院を立ち去ったのです。
遅刻の理由
父親はそれでも医師が遅れた理由が気になり、看護師に尋ねました。
「あの医者はいつもああなのか？」
「傲慢なやつだ！」
と、感情を露わにして大声で怒鳴りました。
しかし、その担当した医師にも子供さんがいました。
看護師が話したことによると、
「実は担当した医師の先生の息子さんが、昨日、交通事故でこの世を去りました。」
「この手術に呼ばれたとき、ご自分の息子さんの告別式だったのです」
「手術を終えた担当医の先生は、ご自分のお子さんの告別式に行くのです」と。
これを聞いた父親はショックのあまりその場に立ちすくしました。
その後、頭を垂れて医師へ申し訳ないと謝罪し、悲しさと自分への悔しさで涙を流したそうです。
どのような状況でも人の命を救う事を
優先する医師という職業…
それでも医師にも家族はいます。
その家族が不幸に見舞われた時、
平静でいられるはずがありません。
それでも息子の告別式の途中で席を立ち、
病院へ駆けつけた医師の
責任感と勇敢さには敬意を表します。
八つ当たりした父親も真実を知った時は、
自分の身勝手さに情けない気持ちもあって
涙を流したのでしょう。
ネットの反応
・感情の余り、何でも口にするのは慎もう
・医師の先生には頭が上がらないなぁ
・自分の息子は失ったのに・・・それでも目の前の命を救う事に全力を尽くした医師に心打たれた
・父親の気持ちも分かるけどね…医師に当たるのは良くないよ
いかがでしたか？
息子さんを失った医師の気持ちを考えると、こちらも辛くなりますね。
それでも病院へ駆けつけた医師の責任感と勇敢さには頭が下がります。
もしよろしければ、記事へのご意見ご感想よろしくお願いいたしますm(_ _)m
出典元：newsner
コメントを残す